PLUS GARDENS | 徳島で外構工事・エクステリア・ガーデニングの事なら

なんかワクワクする空間 そんなん造ってます!

ブログ

よむ庭Vo.7 ライティング(照明)

よむ庭シリーズもVo.7となりました。
今回は「ライティング=照明」について書かせていただきます!


a.点灯タイプが選べる
新築で建築中の方なら照明について色々考える機会がありますが、普段の生活で「照明」ってあって当たり前の物だったりします。
ちなみに家の中では「スイッチを付けると点灯するONOFFタイプ」か「センサーで反応して点灯する人感センサータイプ」が多いですよね。
もちろん屋外にも同じようにONOFFタイプや人感センサータイプの照明器具を設置することはできます。
それに加えて屋外でよく使うのが「暗くなると自然と点灯する明暗センサータイプ」と「時間設定で点灯するタイマータイプ

照明器具にも色んなタイプがあるので、場所や使い方を考慮して選びましょう。

ここからちょっとマニアックな話になりますが。
屋外の照明ってどこから電気を引くの?とよく聞かれます。

屋外の照明は外部コンセントから電気を引くことができます。
※工務店やハウスメーカーによっては外部用に電気を線を出してくれてる場合もあります

屋外コンセントから引く場合、口を使わずに電気の線を分岐して設置することも可能。
最寄りの外部コンセントから引いて地中に配管するので土の上やコンクリートの上に線が見えません。

ただし!
外構工事でコンクリートを打ってしまった後には地中配管ができないのでご注意くださいね。


b.100Vと12Vの照明器具
屋外の照明には100Vと12Vという電圧の違う2種類の照明器具があります。
え?電圧が違うってどういうこと??

ですよね?普通は知りませんよね(笑)
ってことで簡単に説明すると、100Vは電気工事の資格を持った者が電気を引いて線を繋いで、器具を設置しなければいけません。
12Vの場合は電気工事の資格を持った者が電気を引いて低電圧に変換するトランスという機械に繋いだら、それからの先の照明器具の設置は電気工事の資格を持たなくてもできます。

電圧が低いので感電する可能性が低くて安全ということなんです。
照明器具を追加したい場合にDIYでもできる。
最大のメリットは地中配管された電線に誤って触れても感電の心配がないため、特に雨風の影響を受けやすい屋外用器具に有効なんです。


Q.100Vと12Vで明かりの具合は違うの?
a.いいえ、違いません。
電圧が低いだけで、明るさは電流の多さで決まります。
12Vでもワット数の大きい電球を使用することで明かりを調整できます。
ただし、100Vや150Vよりも付けられる電球に制限があります。
より明るい電球を付けたい場合は100Vの方が選べる範囲が広いです。

Q.12Vの工事代は安い?
a.メーカーによって変わります。
100Vから12Vに変換するトランスという部材や専用の部材が必要なので、メーカーによっては100Vより高くなります。
※安価でデザインの高い物も出てますので、ご安心ください♬

Q.12Vの線に100Vの器具は設置できる?(その逆も)
a.ショートする可能性があるので絶対にしないでください!


C.どういった場所で照明が必要?
電圧の違いというマニアックな話になりましたが、弊社では最初のヒアリングの時にどこにどんなライティングが必要かをお話します。
だけど実際に住んでいないと必要かどうかもわからなかったりします。
ということで、どういった状況の時にライティングがあると便利なのか。弊社のライティング案をいくつか書き出してみます。
悩まれている方は参考にしてみてくださいね!

①玄関までの動線(アプローチ部)
玄関ドアの近くにはセンサータイプの照明器具が設置されてることが多いのですが、玄関までの動線部分に明かりは必要ないですか?
・駐車スペースから玄関までの距離が長い
・アプローチ部に段差がある
・周辺に外灯がない
・小さなお子様や年配のご家族がいる

こういう状況の場合は照明が必要かもしれません。
歩くときに邪魔にならない埋め込みタイプや、遠くからも誘導してもらえるポールタイプなどがお勧め。
毎日スイッチでONOFFするのは面倒なので、明暗センサーかタイマーが便利です。

②門柱
・表札のデザインを浮かび上がらせたい
・門柱の仕上げ(塗装やタイル)の質感を主張したい
・ポストや表札と並べてデザイン性のある照明器具を設置したい

門柱に照明器具を設置しているおうちも多くなってきました。
門柱のデザインの1つとして設置する場合と、門柱を照らすために設置する場合と2パターンあると思います。
こちらも明暗センサーかタイマーが便利です。
門柱を照らすための照明なら、スポットライトや置きタイプがお勧め。


③駐車スペース
・折半カーポートを設置したい(屋根がスチール製で明かりが入らない)
・周辺に外灯がない
・アウトドアが好き(荷物の運搬が多い)

上記に当てはまる場合はセンサータイプの照明が便利。
実は車の乗り降りや荷物の運搬の際に暗くて不便だという話はよく聞きます。
カーポートを設置する場合は柱の中に電気の線を配管して、柱の上の方に照明器具が設置できます。
スイッチも同時に設置できるので、センサーで使ったりスイッチでONOFFしたりと、とっても便利。
スポットライトや全体を照らすようなブラケットタイプがお勧め。


④自転車置き場
上記のカーポート同様、柱に設置できます。
周辺が暗い中で自転車の乗り降りをするのは不便で危険です。
もしお子様が部活動や塾などで遅くに帰宅することがあるなら、センサーで点灯する照明があると防犯的な役目も担います。


⑤植栽部
屋外の照明というと植物を照らすようなライティングをイメージされると思います。
暗闇の中にホワッと植物が浮かび上がるさまはとても美しくて雰囲気があります。
リビング前の植栽などをライティングすれば、道や隣家から屋内の人影を見えにくくする役目もあります。
エントランス部の植栽などをライティングすれば、建物をシンボリックに演出したり、防犯灯になることも。

スポットライトを明暗センサーやタイマーで設置することが多いのですが、リビング前の植栽に設置する場合は屋内スイッチと連動させて、必要な時にだけ点灯するという使い方もお勧め。
その場合は建物の工事が始まる前に工務店やハウスメーカーさんにその旨を相談してください。


⑥ウッドデッキ周辺(タイルデッキも含む)
・夜にデッキを使うことがある
・家の中からデッキが見える
・段差のあるデッキを設置したい

デッキに照明って必要?と思うかもしれませんが、暗い中でデッキを使うのはとても危険。
素足であるく事も多い人工木のウッドデッキなら尚更です。
段差に気付かず転落したり、何かが落ちてることに気付かずに踏んでしまったり。

デッキの端に埋め込みタイプや置きタイプのデザイン性のある照明器具を設置すると、家の中から見ても綺麗で便利ですよ。
こちらは必要な時だけ点灯するONOFFタイプでもいいですね。


弊社では提案時に夜のラインティングのイメージパース図も作っています。

実際にライティングした現場はとっても素敵。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

照明についてのお話、少しはお役に立てたでしょうか?

庭という世界は可能性がいっぱい。
自分のライフスタイルに合ったお庭つくりを楽しんでくださいね!


STAFF   タケウチ

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)