よむ植物 Vol.1 花木とは？

タケウチです。
いつもBlogをご覧いただきありがとうございます。

お庭に関してのブログ「よむ庭」シリーズはなんと！Vol.34まで続いています。
毎回テーマを変えてお届けしていますが、もう少し内容を絞ってお話してみようということで。

今回から「よむ庭」シリーズに「よむ植物」シリーズと「よむ設計」シリーズを追加して、更に狭く深く掘り下げたお話をお届けしようと思います。

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ってことで、今回は「よむ植物」Vol.1「花木とは？」をテーマに少しだけお話します。

弊社は植物にただならぬこだわりを持っています。笑
植栽専属スタッフもいますが、設計自身で木を選び植え込みもしています。

私はその中でも花木が好きで、提案にも入れることが多いです。

「花木とは？」

いわゆる花が咲く木です。
ほとんどの木は花が咲くんじゃないの？って思うかもしれませんが、ただ花が咲くだけではなく、その花の観賞性が高い木を指します。
観て楽しめる花ということですね。

お施主様からも季節感のある植栽や季節によって花を楽しみたい、というご要望も多く、花木は人気です。
その反面、きれいな植物は虫も鳥も好きだったりするんですよね～笑

その中でも比較的、育てやすくて人気のある有名な花木はジューンベリーやヤマボウシ。
ヒメシャラやハナミズキ、金木犀なども有名ですが、大きくなりすぎたり、少し繊細だったりします。

ということで、シンプルな植栽にも似合う、スペースがなくても育てやすくお花を楽しめる種類をいくつかご紹介します。

お勧めの花木その①
【アロニア・チョコベリー】
シンボルツリーになるくらい綺麗な樹形の落葉樹ですが、そんなに大きくなりません。
成長スピードもゆっくりで、病虫害に強いです。
可愛い実を付けて、紅葉も綺麗です。
暑さ寒さ、乾燥にも強くて育てやすい木です。
徳島ではあまり出回ってませんが、今後人気が出ると思います。

その②
【オオデマリ】
真っ白なボールのような花を咲かせます。
こちらも落葉低木です。花が終わったあとの葉も綺麗で、観賞性が高いです。
苗木から育てると、剪定でコンパクトに保てます。

その③
【カシワバアジサイ】
写真は我が家のカシワバアジサイ。
大きくて存在感のある花は長く楽しめて、紅葉もします。
虫も付きにくくて、お庭を彩ってくれます。
水はいっぱいあげてくださいね。

その④
【コバノズイナ】
落葉低木。
初夏に細くて白いブラシのような花を咲かせます。
樹形もフワッとして、シンボルツリーの足元などによく合います。
紅葉も美しく、日陰でも日向でも育てられます。
水切れに少し弱い感じがするので、お水はいっぱいあげてください。

その⑤
【ドウダンツツジ】
春に鈴のような花をたくさん咲かせます。
最近は切り花でも人気ですが、庭木にしてもとてもかわいい木です。
紅葉の美しさは圧巻です。
お庭で目を引くくらいに真っ赤に紅葉します。
大きくなると枝が密集しやすいので、剪定で整えてあげてください。

今回はシックなお庭にも似合う白花に限定してご紹介しました。
そして、今回ご紹介した木は全て私自身が育てているので、育てやすさは保証します！
(とはいえ、ほったらかしではないですよ。)

花木もうまく取り入れて、季節を感じる植栽を楽しんでくださいね。