今回からはじまる「よむ庭」シリーズ第一弾！
テーマは「インスタグラム」

世界5位の利用者を誇る「インスタグラム」について
少し気になることをお話したいと思います。

ちなみに弊社も2つのアカウントを作っていて、施工例や日常を発信しています。

良ければフォローしてくださいね～
@plusgardens
@plusgardens_staff

そのインスタグラムのお陰でうちに来て下さるお客様も多く、うれしい限り！
ヒアリング中に「インスタにこう書いてて」「インスタでこういうの見つけて」という会話も多くなってきました。

インスタグラムのお陰で自分のしたい外構イメージがはっきり見えてきますよね。
より明確なイメージが見えてくると打ち合わせがスムーズに進むというメリットがあります。
ただ、明確なイメージがあるせいで問題にぶつかることも多いんです。

建物の雰囲気や配置や間取りで、イメージの通りの設計が難しかったりします。
あと、インスタグラムには間違った情報も発信されているのでこれは要注意です！

例として気になる記事をピックアップしてみました↓

①人工芝は自分で貼れる！
②コンクリートの㎡単価が〇〇〇円以上は高すぎる！
③ドライガーデンは手間いらず
④人工木フェンスはノーメンテナンス

という投稿記事。
まず、ここで簡単にお答えすると

①人工芝はDIYで貼れます。
が、下地が大事！
下地がボコボコでは人工芝もボコボコになります。
下地だけでも私達プロに頼んでくださる方がいいです。
その辺はお打ち合わせで聞いてみてくださいね。

②コンクリートの㎡単価ついて
これは単価の内訳に何が含まれていて、何が含まれていないか。
会社によって見積もり基準が違います。
あとはコンクリートの単価は地域によって違うこと。
それらを考慮すると、単純に単価で比べるのは間違っているんです。

③ドライガーデンは手間いらず？？
いわゆる多肉系の植物は水やりを頻繫に行わなくても大丈夫です。
しかし成長スピードが早い種類も多く、古葉をカットしたり、もちろん乾燥がずっと続くと弱ります。
あと冬場の気温低下に弱く、葉の中の水分が凍る場合があります。
一旦凍ると、その部分はそのまま腐ってしまいます。
やはり生き物なので管理は必要。氷点下になる地域は防寒の養生は必須です！

④人工木フェンスはノーメンテナンス
もちろんノーメンテナンスですが、樹脂製の人工木は一生ものではありません。
15年、20年後は割れている可能性もあります。色もかなり褪せてきます。
その時には商品はリニューアルされていて一部の交換ではなく、全部をやり替えの可能性もあります。
天然木は塗装したり割れた部分は補修したりとメンテナンスは必要ですが、逆を言えばメンテナンス(朽ちた部分のみの交換や補修)をしながら一生使えたりします。

こんな感じで、事実と少し違った解釈をしてる記事も多いな～という印象。
記事を真に受けず気になることはプロに相談してくださいね。

もちろん私達プロがちゃんとお客様のお話を聞いて
それぞれのメリットデメリットをきちんとお伝えして
お客様の希望に出来るだけ寄り添いつつ
「こんなんもできまっせ！どうでっか？」
という新しい提案をしなきゃいけない。

あとは、やっぱりどうせ作るならカッコ良かったり、可愛かったり、目に留まる心にささる庭を作ろうという姿勢を忘れてはいけない。

というわけで、お庭について疑問に思うことはお気軽にお問い合わせくださいね！
そう、これが一番言いたかったこと。笑


STAFF  タケウチ