こんにちは。設計の大塚です。
今回は外構工事に欠かせない砂利について話そうと思います。
打ち合わせをしていると、
「出来るだけコンクリートを広く打ちたい」とか「砂利部分を無くしたい」という言葉をよく耳にします。
確かにコンクリートは駐車もしやすく、歩きやすく、草も生えない万能の舗装材なんですが、
砂利の方が優れている点もたくさんあるんです。
砂利のいいところ
①水はけがいい
防草シートは透水性の為、雨は地中に浸透します。
砂利なら雨が降っても泥はねしません。
②費用が安い
立地や㎡数によって変動はしますが、コンクリートに比べて約1/4くらいで施工できます。
③リガーデンが容易
数年~数十年後、庭の使用用途が変わった時に、変更しやすい(費用が比較的安い)
④外観の印象up!
自然素材が入ると雰囲気がよくなります。
砂利の色によっても印象がかわります。
グレーはモダンな印象。
白は家が明るく見えます。
和風やモダンな庭にもぴったり。注意点としては葉っぱや汚れが目立ちやすいので、植物の多い庭や駐車スペースを砂利にする場合は定期的な掃除が必要です。
茶色はナチュラル~和風までどんな庭にも合わせやすいです。汚れも目立ちにくく汎用性が高いです。
他に砂利選びの注意点として、砂利の大きさにも種類があり、施工場所・使用用途によって向き不向きがあります。
小さいサイズは歩きやすく、大きいサイズは車の轍ができにくいなど...
普段何気なく見かける砂利にも色んな意味が込められてるかもわかりません。
せっかくの庭づくり、砂利選びにもこだわっていきましょう!